Stay Home Orderの時にどう過ごすか(MBA@アメリカの片田舎)

さてさて最近はCOVID19の話を取り上げていたので久しぶりにMBA生活についてメモ。

 

特に合格された方、3rdに向けて準備中の方は、そもそも今MBAがどうなっているのか疑問かと思います。というわけで自分の例をもとに簡単に春学期を振り返ってみます。

 

ちなみに改めて書くと私はアメリ東海岸に面する州の片田舎の学校ですが、そんなに他の学校とずれてこないと思います。

 

①オンライン授業

どこの学校でもZoomを使用しているかと思いますが、使用感はなかなかいいです。レクチャー形式はもとよりケースメソッド形式でも比較的使いやすいのではないかと。

回線が比較的安定していて音質や画質がよく、挙手機能やブレークアウトセッション機能で少人数でのディスカッションを織り交ぜることもできたりとなかなか面白いです。

ただみんなに負けずに挙手ボタンを押そうとするのはもはや早押しクイズと同じ気分で最初はなんともシュールでした笑

 

めったにはありませんが、見えてはいけないものが見えるときもあるかも。

slate.com

これは極端な例か、、、

 

ただ、F2Fと比べて教授のファシリテーション能力・テック能力に大きく左右されそうです。日本でやろうとするとダメなのでは(教授のケイパビリティ的に)。アメリカはそもそも電話会議とかを普段のコミュニケーションとして多用しているのでほぼどの教授もファシリテーション力がありますが、日本は、、、?

 

ちなみにアメリカでは小中高もリモートに移行しています。日本は先生のキャパ的に無理そう。

 

②就活・インターン

コミュニケーション的にはそもそもリモートでやることが多いのでそんなに影響ないです。。。が、前の記事にも書いた通り、いくつかの会社ではインターンがキャンセルになっています。

whatishealth.hatenablog.com

 

学校側も事態を憂慮していて、有給/無給を問わずインターンシップ情報をかき集めてきています。もともとうちの学校では、学校側がソーシングしてくれて、無給でインターンする代わりに単位をくれるという制度があり、そのプログラムの種を増やそうとしている印象です。

 

またインターンがキャンセルされなかったとしてもほぼすべての会社がリモート形式に移行しています。私のインターン先もバーチャルになりましたが、フルタイムオファーをもらうためにはインターン中のネットワーキングが重要なので、リモートでまたコーヒーチャットの日々になりそう。。。

 

あまり全体像を知っているわけではありませんが、友人から聞いた限りでは、日本でのインターンは開始時期を延期していろいろ探っているようです(少なくとも某コンサルファームは)。

 

③余暇

Stay Home Order下では、スーパー以外の店はほぼ閉まっているのでやることは限られてきます。しかしここで田舎の強みが!人口密度が低いからもとからSocial distancingや、、、というブラックジョークはさておき、まわりには公園やらトレイルやらがそこら中にあるので散歩・ジョギングには事欠きません。この前はチームメイトと子供連れて散歩してました。

 

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こんな風景があちらこちらに

あとよくあるのはZoom飲み。コンサルプロジェクトだったりチームメイトと打ち上げがてら飲んだりしています。

 

たださすがに授業がなくなると暇になるので、何かないか模索中。。。

と、まああまり緊張感ありませんが、これは片田舎だからこそ。ニューヨークとかはもっと大変そうです。

 

ちなみに結構ビジネススクールでも今年の入学者への対応はわかれているようですね。

www.wsj.com

秋口には正常化していてほしいですが、昔のスペイン風邪を見ていてもアウトブレイクの再発が起きているので正直油断はできません。トランプ大統領的には大統領選前に正常化をアピールしたいので、Business As Usualに持っていこうとするかもしれませんが、その場合はむしろ後々にひずみが出てくる予感。私費にとってはリクルーティングが厳しくなりそうで嫌な予感です。。。