COV-19の話題が目白押しですね。アメリカは水際対策により一層力を入れていて、Travel restrictionが拡大していきそうですが、ジョンスホプキンスの専門家はTravel restrictionに否定的なコメントを出していますが、
一方でこんな論文もあるのでよくわからんですね(アブストしか見ていませんが)。
昔もうちょっとアカデミックだったころ立川のISMで夏にやってた感染症モデリングコースを受講したのだけれどいつのまにか忘却の彼方に。頑張って微分方程式とか勉強したんだけどなぁ。。。あ、でもエピカーブとかR0とかの意味ぐらいは覚えてますよ。
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で、一昨日の火曜日はアメリカはスーパーチューズデーということで、大統領選挙の候補者選びに多くの州が勤しんでました。自分のいる州もその一つ。
民主党の候補者について周りのネイティブの話を聞いていた話をまとめると、
・サンダースはあまりにも急進的すぎて彼が候補者になったらトランプに負ける。
・バイデンは穏健派としてよいが、Establishmentかつおじいちゃんなところが好みの分かれ目。
・ブディジェッジはスーパーエリート&トークのうまさが武器だが、政治家としての経験がやや限られている点とゲイという点がどうしてもまだこの時代では好みを分ける
とのことでした。ブディジェッジといえばアメリカ人的には発音が難しいらしくこんな動画もあるくらい。
サンダースは単にソーシャリストとして本能的に危険視されているというよりも、左寄りのトランプ(=ポピュリスト)として捉えられているようです。メディケアや教育などの問題について理想は語るが現実的ではないというのが中道派からの視点のように見えます。
ちなみに最近アメリカでの社会主義の捉えられ方はこの辺が良いと思う。
結果的には穏健派がまとまったことでバイデンに票が集まったのは理性的な展開だったように見えます。バイデンが候補者となり、選挙に勝って大統領になり、その間にブディジェッジが経験を積んでその後の世代として頑張るというのが民主党的な筋書きだったりして。
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いろいろと書きたい話はあるのだけれど下調べに時間かかったりするので、たまには簡単に時事ネタも備忘録代わりに。