ニュースではアマゾンやらグーグルやらのテック系企業のレイオフが注目されているかと思いますが、私の働く医療機器や製薬でも決して他人ごとではありません。
こんなトラッカーが登場するくらい、事業の停止・譲渡やレイオフが行われています。さすがアメリカ。
自分の会社を見ていて気づいたこととしては、アメリカの企業もいきなりレイオフをするわけではないということ。というのもレイオフすると、いろいろな退職パッケージをふるまわなくては行けず、コストを計上することになるからです。なんとなく感じた手順としては、
①事業売却・組織再編・リストラクチャリング(必ずしもレイオフをともなわない)
②早期退職プログラムの募集
③レイオフ
という感じでしょうか。1年前くらいから①は少しずつ行われており、いくつかのポジション(VPやDirectorなどの比較的上のポジション)がなくなり、最近②が50代以上?を目安に開始されました。
ここまでくると比較的「ヤバいぜ」的な空気は醸成されていて、ここ半年前くらいから人のターンオーバーが依然と比べて激しくなっていました。①②を緩やかに行うことで自然減を狙って③をなるべく回避しようというような狙いはありそうです。
明日は我が身かと怯えつつ、応募できそうなJobPostを片手間にメモしてます。ちなみに上で書いたようなうちの会社の情報が流れてるのか、最近リクルーターから頻繁に連絡が来るのはありがたいのやらなんやら笑
ちなみにレイオフ関連でいろんな略語を見かけたのでメモ:
①VERPーVoluntary Early Retirement Program。要は早期退職プログラム。
②RIFーReduction In Force。要はレイオフ
③FMLAーFamily &Medical Leave。法律で12週間ほど家族や病気を理由に休むことが保証されています(たいてい無給)。この間にレイオフされたら、、、という質問がよくあがってます。
④STDーShort Term Diability Leave。短期の障害休暇(有給)。公衆衛生的にはSTDといえば性感染症なんですけどね。