適当に気になった記事をピックアップ。気が向いたら、似たようなまとめを自分のメモがてら続けていけたら。
※以下は私の解釈も入っていますので正確な内容は記事を参照してください。
とりあえず今回は昔の物から。
①アストラゼネカとJunshiという中国のメーカーのコプロの話
面白かったのが、アストラゼネカが中国メーカーの力を借りるという構図ではなく、中国メーカーがアストラゼネカのマーケティング能力を借りるという構図か。中国でのアストラゼネカの強さが伺える記事でした。
②製薬におけるハブ&スポークモデル
ハブ’&スポークと言えばもともとは飛行機などの物流用語でしたが、製薬のR&Dでもその用語が使われ始めています。
このBridgeBioという会社、どうやらかなりの数の子会社を抱えており、それぞれの子会社が独自に開発を進める中で”、ハブ”としての機能を果たすようです。
この記事では、Origin Bioscienceという子会社がアレクシオンから手に入れたNulibryという希少疾患薬のFDA承認に成功し、Priotiry Review Voucherを手に入れたことで、BridgeBioはハブとしてこのVoucherを他の子会社に使うことで有望な新薬の開発を加速させる思惑のようです。
詳しく調べてないので想像ですが、このBridgeBioは製薬特化のベンチャーキャピタルがスタートアップの株式のMajorityを握っているというのとほぼ同義な気がしています。
BridgeBioはベンチャーキャピタルかつシェアードサービス組織みたいな役割を果たしているのではないかと。
一方でこの記事をみると、製薬でのハブ&スポークはファイザーのようなInorganic growthをR&D戦略としている製薬会社を揶揄?するところもあるような。
③大塚から見るアメリカの医療広告のすごさ
簡単に言うとアメリカンの医者向けに大塚が、eGFRだけじゃなくて腎臓のサイズもみましょうよ!というアドボカシー活動をしているということです。ウェブサイトとか流行りの学会のバーチャルブースだけじゃなくて、TwitterやYoutubeも使うみたいですね。
アメリカはDTCが許されていることもあってマーケティング・アドボカシーの幅が広いかつ中身も日本よりビビッドなものが多い気がします。