アメリカ大陸横断4000kmの引っ越し:準備編

ついにMBAも卒業し新天地LAに向けて引っ越し中です。

いろいろ調べてみると、日本への帰国やアメリカへの出国での引っ越しのブログは多いのだけれど、引っ越し目的でアメリカを車で横断した人というのは(少なくとも日本語のブログ上では)、多くは見当たらなかったので記録に残しておきたいと思います。

 

まずは今回は準備編ということで、横断を決意するまでの経緯+大まかな旅程+事前に準備したことを整理してみます。

 

〇そもそもなぜ横断したのか

自動車での横断に至ったのには主に2つの理由があります。

①時間的・金銭的コストが比較的安く済む

②本当のアメリカの自然・歴史・文化を体感する

 

アメリカでの長距離引っ越しだと次の3つの選択肢があります。

A: フルで引っ越し業者を活用する(アート引越センターみたいにトラック・人を確保)

ー約100万円(日系・非日系であまり変わらない)

B: コンテナ活用+自動車はトレーラー+(自分は飛行機)

ー約30-45万(内訳は15-25万円+10-15万円+5万円)

C: コンテナ活用+自動車で移動

ー約18-28万(内訳は15-25万円+ガソリン代が1日あたり4000円として3万円くらい)

 

ということでCが一番安いわけです。自動車は売ってしまって新しいのをLAで買うという選択肢もなくはないのですが、コロナの半導体不足の影響で中古車市場も含めて値段が高くなっているため、その選択肢は捨象しました。

 

アメリカは人件費が高いので、輸送費自体は実は安いのです。ポイントポイントでの積み込みに人を使うと跳ね上がりますが、PodsやU-Boxのようなコンテナ輸送であれば安く済みます。

 

 

〇旅程

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I-40をひたすら西に直進するルートです。具体的には以下の通り。

1日目:ナッシュビル(Nashville)

2日目:リトルロック(Little Rock)

3日目:アマーリロ(Amarillo)

4日目:サンタフェ(Santa Fe)

5/6日目:グランドキャニオン(Grand Canyon) 

7/8/9日目:ラスベガス・デスバレー(Las Vegas/Death Valley)

10日目:ロス(LA)

 

1~5日目までで各日6-9時間の運転をするというイメージです。グランドキャニオン以降はゆっくり観光です。

 

〇準備したこと

①車のタイヤ交換・点検

→タイヤは特に問題はない気もしていたのですが、2年近く同じものを使っており、その間にはDC往復などいろいろ使っていたのでこれを機に交換。あわせてディーラーの無料点検を実施。この時、エンジンオイルの値が正常だったもののやや少なめ。しかしまあええかの精神でスルーした結果、後々響きます。

 

②仲間探し

→運よく同じクラスのクラスメイトがロスで就職するということで一緒に行くことに。ただし彼は彼で家族と一緒に車で行くので、運転手が増えたわけではありませんが、仲間がいるというのは心強いです。実際1人だったら心細かったと思います。

 

③食べ物・飲み物の買い物

→非常食や飲み物(水・レッドブル)の購入は重要です。ガソリンスタンドで買うのは高いので、要所要所でウォルマートなどでの購入がオススメです。

 

次回以降は、実際の道中の様子を紹介予定。