アメリカの会社であっても、社内の根回しは重要という話

夏から年末まで将来製品のプランニングで駆け抜けていました。そしてつい2週間ほど前にマネジメントレビューがあり、見事に提案?というか示唆?がポシャってしまったという話です笑

 

題名にもありますが、ポシャってしまった理由は今更ながら分析すると次のあたり:

・リーダーシップチーム内の力学の読み不足(誰の声が大きいか、という考慮の欠如)

・力の大きいファンクションリーダーとのレビュー不足(というか根回し)

 

今の会社は比較的R&Dの力が強くてマーケの力が弱いという、典型的なプロダクトアウト型の会社であることを2年勤めてようやく把握していたのですが、それでもマーケサイドのレビューのみで上げていったところ、見事に刺されました。

 

オープンなディスカッションの中で刺しつ刺されつ、、、というのはまあもしかしたらアメリカらしいところで、密室で勝手に決まってしまうこともあるという日本的な社内政治とは多少違うのかもしれませんが、とにかくアメリカでも根回しは超大切という話。

 

まあしかし今回の問題は、チームメイトやその他マーケとも話していたのですが、そもそもその人物の聞きたくない不都合な真実を突き付けざるを得ない立ち回りの時点で、キーマンを意識して根回しをしようとしてもこんがらがってた気はしますが、、、

 

ちなみに、レポートラインや、チームリーダーのクビがとぶ頻度、組織編制とかは要注意。結構政治的・・・というか好き嫌いというか、上の方針とのあうあわないでいろいろ変化するので、そこから力学を読み取らなくてはいけないようで。

 

ということでいろいろありつつも、アメリカはついにクリスマス休暇に突入。他に燃えそうなトピックが来年早々にあるのは悩みどころだけど、いったん忘れて隣人の差し入れてくれたクッキーと、ランチのBBQに舌鼓。

 

ウェグマンズのチョコレートケーキは案外よかった。

 

ウェグマンズはNYではSakana-yaなるコーナーもあるらしく、ちょっとしたデパ地下のようなコンセプトを重視しているので割とお勧めのスーパー。NC州でも最近ポコポコ経ち始めた。現地から直接ソーシングしたり、やる気のある担当がいれば原産地に派遣して教育したり(聞いた例はチーズ)しているそうな。

www.wegmans.com