サマーインターンを振り返って

つい先日、インターンの最終プレゼンが終わりました。その前の日まではいろいろと原稿の推敲をしたり、モックをやったりと緊張しまくりでしたが、やってみるとあっさりと終わって、気持ち的にちょっとすかした気分。。。

 

と、いうのもあれなので、サマーインターンを通しての経験を簡単にまとめてみました。

〇学び

1、グローバルマーケティング

この夏はとある事業部のグローバルマーケティングチームにて①アライアンスマネジメントと②マーケットデベロップメントのプロジェクトを担当していました。

①ではPMO的なロールで既存のアライアンスが契約終了を迎える中で、どのようにアライアンス間での役割分担が変わっていくかの洗い出し

②では新しいマーケティングアプローチの整理とプレイブック作成による標準的なプロセスの可視化

を行っていました。

①はネゴシエーションの要素が含まれていたため、マネージャーの情報の出し方を含めて結構面白かった一方で、意味としては同じでも書き方一つでニュアンスが異なってくるのでWritingの質も需要で、ノンネイティブとしては緊張感を強いられるプロジェクトでした。Speakingと比べたらWritingはマシやろ、、、って思ってましたが、場面によるなと、、、

 

②はマーケティングエクセレンス的な役割でいろんなリージョンマーケティングとも話ができて、いろいろとツールを集めながらフレームワークを作成できたので、試行の幅が広がってよかったです。少し自分の経験のある分野だったのもよかったのかも。

ただ異なるマーケットにも共通して通用するような方法論というのは得てして一般的な話にとどまってしまう面もあったのは、よかったのか悪かったのか、、、

日本にいたときは、グローバルマーケティングのリソースは使えない事が多いと聞いていてその理由もなんとなくわかりました。ただ現状でのあるべき方法論の全体象を描いたので、あとは個別に足りないところを抜き出して使ってもらえてたら嬉しいところ。

 

2、業界知識

初めての医療機器・・・(はーと)ということでDistribution Modelが最初中々理解できず苦しみましたが面白かったです。特に機器は保証期間があるのでその期間の対応も含めたカスタマーサポート体制を整える必要があるのは製薬と大きく違うなと。前書いた記事も含めて改めて書きたいなと思います。

 

3、ネットワーク/コミュニケーション

10以上の部署の50人以上の人たちとなんらかの形で会うことになり、コミュニケーションもまあ鍛えられました。特に個人的には、MPH出身ということもあり、MPH取得者がReimbursement/Health Policyといった王道部署だけでなく、マーケティングや事業開発などのビジネスサイドにもいて、どのように学びを活かしているのか、というのを知れたのは参考になりました(自分のスキルのポジショニング的にも)。

 

〇反省点

1、英語×ファシリテーションの難しさ

少人数はまだしも、5人を超えると「もうやめてくれよ、、、」という感じでした。事前に論点を設定してもっていっても途中で迷子になったことも多々、、、笑。マネージャーに死ぬほど助けてもらいました。リスニングの強化と基本的なファシリテーション力の強化は今年の目標かなと、、、。

 

2、キーステークホルダーの見つけ方 by RACIチャート

大企業だったこともあり、Decision makerを見つけられずに右往左往気味だったのは反省点。RACI(特にRA)を把握するのは組織の中でSurviveするのにも重要だなと実感しました。日本の外資だとわりとStructureもはっきりしているのだけれど、アメリカだと割とぐちゃぐちゃなうえ、下の人にも権限がいろいろと移譲されているので、同じテーマでもトピックによって決済とっとく人が違うのでその把握がややこしかったです。まあ慣れるしかないのかな、これは。

 

 

そろそろフルタイム就活もあるのだけれど、面白いトピックもあったので、自習的にいくつか今度から始めてみたいなと。大体この辺です。はて有言実行できるのかしら、、、

1、アニュアルレポート(この記事にインスパイアされて)

note.com

2、マーケティングトレース(これはこちらの記事に)

note.com

 

3、ファイナンスの復習(個人的興味から)